ヒトは思考できる

この事件。

コンビニの店長として他人事ではないです。

19日夜、福岡市早良区のドラッグストアで新型コロナウイルスに関連して釣り銭の手渡しに激高した69歳の男が店長に暴行したとして逮捕された。

というこのニュース。

コンビニでも十分に起こる問題です。

①コンビニ店舗でのコロナウイルスの対策

• 飛沫感染防止のカーテンを設置する。

飛沫防止カーテン

• ソーシャルディスタンス確保のために、床に立ち位置のシールを貼る。

社会的距離を取りましょう

学生や友人同士で来られるお客様はおしゃべりに夢中であんまり気づかれないというか気にされていないですね。

• 入口の扉を開けっ放しにする。

自動扉のスイッチOFF。

花粉症のクルーさんからは結構不評。

• クルーの意識改革。

シフト前後、トイレや掃除の後は手洗い

帰宅したら手洗いうがいの指示。。。小学生かな？

マスクの着用。

体調が優れないと思ったらすぐに連絡させる。熱があるときは勤務させない。

• 入口にアルコールスプレーを設置

５００ml容量のスプレーを置いていたのに２日で空っぽに。。。

②コロナウイルスが流行ってから増えてきたクレーム

発生したクレーム

マスク関連のクレームというか申し出は毎日ありました。

聞かない日の方が珍しい。

予約とかも頼まれましたが、１日４商品のマスクしか入って来ないのですぐに売れていました。

③こういった理不尽なことに思うこと

できること、できないこと。

できることに関しては何とかしてあげたい！と思うのですが。

できないことに関してはどうしようもできないのです。

「マスクもっと仕入れて。」

「除菌スプレーないの。」

「体温計は？」

社員で対応できれば良いが、クルーに絡んで来られると、非常に厄介。

それが嫌になってクルーがイヤになって「辞めたい。」なんて言われると、お店が回らなくなってしまう。

④不安やストレスとの付き合い方を学ぶ

こういったクレームの背景にはもちろん、不安から来ているのだとは思うが、できないことはできない。

不安やそれに伴うストレスは人間、誰にでもあります。

不安やそれに伴うストレスの解消方法

私自身がやってる方法です。

1.  原因のストレスや緊張、心配事など、思い当たる事柄を紙に書き出す。
2. 書き出した原因を、自分でコントロールできるものとコントロールできないものに分類する。
3. コントロールできないことは、考えるだけ無駄だと考えることを放棄する。
4. コントロールできると思うことを考える。
5. 人に相談する、インターネットを駆使する、など解決できなくとも自分が納得できる回答を見つける。
6. 納得できる回答を実行する

これをするときに気を付けていることは、

• 変えられるのは自分の現在と未来だけ。
• 変えられないのは、他人と自分の過去。これを変えられると思うのはおこがましい。
• 寝不足の時にやらない。寝不足の時の思考は短絡的で、問題があるのは自分ではなく、他人にあると考えがちになる。

私が楽観的なのかもしれないが、紙に書き出すだけでかなり気が楽になります。

特にコントロールできるか問題かできない問題か、これを分類するだけでも十分効果があります。

⑤最後に

冒頭の事件であれば、お釣りを現金で手渡しされるのが嫌なら、クレジットカードや電子決済を使うという選択肢だってあったはずです。

ヒトは思考できる生き物です。

言うのは人間で、そしてその対応にあたるのも人間です。

そのことを頭の片隅に置いといてもらえると幸いです。