SNSについて 便利やけどめんどくさい

 

あるwebニュース

SNSで誹謗中傷のコミュニケーションは終わりにしよう。という記事を最近読んだ。

こういった記事を幾度となく見ているし、聞いてもいる。にもかかわらず一向にこの話題は無くならない。

お店を経営していて一番気にかけるのが、クルーさんとのコミュニケーション。

クルーさんによって、踏み込んでいい話題、踏み込んだらまずい話題はそれぞれ違う。踏み込みすぎたら不味いし、それを怖がって踏み込まなかったら、コミュニケーション不足になって、あらぬ問題が発生する可能性がある。

店長という仕事にかかわらず、他人と面と向かって話をするときには考えて話すはずなのに、ことネットの世界になるとここまで攻撃的になるのは何故だろう。

ネットとSNSの功罪

ネット、SNSの良い点は間違いなく家にいながら様々な情報にアクセスできること。そしてSNSを使ってそれを共有することができる。

反対に罪は、情報過多になり、今自分に何が必要かの選別が難しくなったこと。簡単に情報を得られる分、得られる感動が減ったこと。

20年以上昔。私が小学生中学生だったとき、何か情報を得ようと思ったら、①図書館に行く。②誰かに聞く③その場所に行ってみる。など何かしら動いて探す必要があった。

夏休みの自由研究で野草や花を調べたことがあった。その時は色んなところへ歩き、見つけて採取した野草や花は図書館で図鑑とにらめっこした。

ところが今は便利なもので、対象を撮影して、専用のアプリにアップロードすれば、その対象の情報が一瞬で表示される。

図鑑で調べていた時は、宝探しをしているような楽しい時間があったのにと思う。

SNSとコミュニケ―ション

SNSの登場により、どこにいても、ネットにさえつながっていれば、誰に対しても、自分が思うことを話せる場ができた。

普段は物静かなクルーさんがSNS上では饒舌で、考えてることが見えやすくなったり。

何度かSNS上にクルーさんの不満が上がていることを、別のクルーさんが教えてくれて、その問題に取り組めたり。

本来は面と向かってコミュニケーションを取って直接不満なりを聞くことがことが好ましいけど、使えるものは上手く使って行きたいと思う。

しかしそれと同時にwebニュースによく出るような誹謗中傷も一緒に登場した。

それぞれの日常や愚痴を気軽に書き込めて、気軽に見ることができるSNS。

この気軽さが良くもあり、悪くもある。

今回の記事もクルーさん同士のSNS上での喧嘩が原因。まぁ揉めた。詳細は省略。

SNSで愚痴を書いたクルーさんも「ここまで大事になると思っていなかった。」と最後に言っていた。

SNSと今後付き合っていく上でクルーさんに話したこと

SNSは気軽に使えるからこそ気を付ける。書いた文章がそのまま自分に送られてきたらどう思うか、それをちょっとイメージすること。

イメージできないなら小説とか読んで想像力つける。アルバイトであっても、お金をもらってる以上、社会人と同じやから。

 

こういう話をしたらここは学校か?と思ってしまう。クルーさんにも言われた。

気軽に使えるツールであるからこそ、「ここまで大事になると思ってなかった。」この一言を肝に銘じてSNSを使っていくうえで気を付けることやと思う。